友人に「赤ちゃんが産まれた!」と報告を受けた時には、赤ちゃんに会いに友人宅に遊びに行くこともあるかと思います。
ただ、どれだけ仲の良い友人であっても産後に自宅に遊びに行く際にはある程度のマナーを守って行くことが大切です。
友人宅に遊びに行くとなった時には「手土産はどうしようかな?」と手土産に気を取られがちですが、それよりも大切なマナーをしっかりと意識することが大切だと思います。
私は昨年に息子を出産しました。出産は里帰りだったのですが、実家にも多くの友人が遊びに来てくれました。
その中で、遊びにきてくれた友人の態度でちょっと気になったところがいくつかありました。
ドン引き…とまではいきませんでしたが、ちょっと疲れてしまったことがあります。
普段は気にならないようなことですが、産後ということもあり、神経質になってしまっていたり、寝不足で疲れていたということもあるかと思います。
特に、まだ子供がいない友人の態度が気になることが多かったです。
逆に、すでに子持ちで出産経験のある友人には「さすがママさん、わかってるな」と感心したところもあります。
ここでは、実際に自分の自宅に友人が来た時に気になったポイントをご紹介します。
これから友人宅に出産直後の赤ちゃんを見に行く予定がある場合には、参考にしてもらえればと思います。
家に着いたらまずは手洗いを
まず、友人宅に着いたら赤ちゃんに近づく前に手洗いとうがいをすることを忘れないようにしてください。
出産後は特に新生児の時には赤ちゃんが感染症にかかってしまわないか、と神経質になってしまっている母親も多いものです。
とはいえ、家に遊びにきた人にいきなり「はい、手を洗って!」とは言いづらいものです。
冬の季節はインフルエンザが流行することもあり、特に感染症に敏感になっていると思いますので、手洗いうがいは必ずするようにしましょう。
赤ちゃんは生後1ヶ月まではほとんど外出しませんので、感染症になってしまうとしたら家に遊びに来た人が原因になることが多いです。もしくは兄弟がいる場合には兄弟経由での感染が多いですが。
冬の場合には、「風邪じゃないけど念のため」と伝えて、マスクを着用して赤ちゃんに接してくれると一番安心です。
「風邪じゃないよ」ということは伝えておかないと、マスクをしているなんて風邪引いてるの?と逆に不安を与えてしまうので注意してください。
滞在時間には気を遣って
小さな赤ちゃんがいる自宅へお邪魔する際には、滞在時間に気を遣うことが大切です。
新生児の時には、長くても2時間、が滞在時間の目安だと思います。
私が新生児の育児をしている時には、13時〜16時ごろまでの間に来てもらえるのが一番有難かったです。
新生児は夜でも関係なく何度も起きますので、昼間はとても眠かったです。
友人が来ていない日は、午後は赤ちゃんと一緒にお昼寝していましたが、友人がくるときはお昼寝ができませんでした。そんな中でダラダラと長居されてしまうと疲れてしまうことがあります。
新生児を卒業してからでも、3〜4ヶ月のころはまだまだ大変な時期なのでやはり16時ごろまでの滞在とした方が良いですし、5ヶ月以降も離乳食が始まると夕方以降はバタバタと忙しくなります。
子供がいない友人の感覚では、16時というのは「まだまだ早い時間」という感覚ですが、子供がいるお母さんにとっては「もう16時」です。この時間の感覚は、私自身も子供が産まれてから大きく変わりました。
とても仲の良い友人が息子が生後6ヶ月ごろに遊びに来たのですが、そのときは15時に来て18時ごろまで滞在していたことがありました。私が「13時以降であればいつでもOK」と伝えてしまったことが悪かったのですが、このときはちょっと疲れてしまいました。
16時からは離乳食、18時までには夕食の準備やお風呂や私の夕食まで完了させて、18時半は寝かしつけというスケジュールで動いていましたが、このときは寝かしつけの時間がとても遅くなってしまいました。
仲の良い友人だったので友人がいる横でご飯の準備なども進めていたのですが、それでもやはり友人がいることで気を遣ってお風呂も入れませんでしたし、「早く帰って」ともなかなか言えずに困ってしまいました。
子供がいない友人宅にお邪魔するのであれば17時や18時まで滞在していても全然遅いとは思いませんが、赤ちゃんがいる家庭では16時までというのがマナーだと思います。
到着時間は厳守して
友人宅に行く際には、到着時間は厳守するようにしたほうが良いです。
私が友人を自宅に招く際には、到着時間に合わせて授乳やお昼寝などはすませておくようにしています。
友人の来訪予定時間に合わせてバタバタと準備をして息子のご機嫌がいい状態にしているのに、いざその時間になると「ちょっと遅くなる」と言われてしまうと、がっかりしてしまいます。
到着が1時間遅れたことで、息子がぐずぐずし始めてしまい、友人が来た時にはぐずぐずの状態で迎えた、ということもありました。
手土産のスイーツには注意
授乳中の友人に手土産を持参する際には、「洋菓子などのケーキを持参しても問題ないか?」は事前に確認が必要です。
授乳中は洋菓子の甘いケーキを食べると乳腺炎になってしまうこともあります。これは私は出産するまでは知りませんでした。
出産経験のない友人もやはり知らないようで、出産経験のない友人の手土産はほぼ100%ケーキでした。
幸にも私は乳腺炎にはなりにくいタイプだったようで、ケーキは問題なく美味しくいただけたのですが、ケーキが食べられない人もいるので注意が必要です。
子供がいるママはゼリーや和菓子などを持って来てくれました。ゼリーなどのあっさりとしたお菓子であれば食べられることもあるので、手土産には適しているのではないかと思います。
授乳中や赤ちゃんが眠った際には静かに会話する
赤ちゃんは数時間ごとに授乳をする必要があり、1日に何度がお昼寝をします。
遊びに行ったタイミングが授乳やお昼寝にかぶることもあるかと思いますが、その際にはできるだけ静かに会話するのがマナーだと思います。
友人の中には授乳中や息子が眠った時にもかまわずに大きな声で喋り続ける友人もいて、息子が起きてしまわないかドキドキしたこともあります。
体調が悪い時は行かない
出産後すぐの母親は赤ちゃんが病気にならないか、いつも以上に神経質になっています。
風邪をひきかけているなど、体調が悪い時には赤ちゃんに会いに行くのは控えるべきだと思います。
私は友人が遊びにきた時に、咳をしていたのですが、風邪引いてるの?息子にうつらないかな?と気になってしまいました。
今となっては神経質すぎたなと思うのですが、第一子の息子でしたし必要以上に心配になってしまうのは仕方ないことだと思います。
子供を連れて行ってもいいか確認する
子供がいる場合には、子供も連れて一緒に行っていいかどうかは事前に確認をしておいた方が良いです。
子供連れで行くことで、子供の年齢によりますが大声を出して騒ぐこともあるかと思います。また子供が風邪を引いていて赤ちゃんにうつしてしまう可能性もあります。
新生児がいる家庭に遊びに行く場合には、子供を連れていくべきではない場合もあります。
事前に確認をすると記載しましたが、確認の仕方にも注意が必要で、子供を連れて行っても良いか?と言われて、連れてこないで欲しいとはなかなか言いづらいところがあります。
もし子供をだれかに預けられるのであれば、子供は連れて行かないという方がゆっくり話ができるかと思います。
まとめ。
ここまで記載したことは、私が実際に子供を産んで自宅に友人を招く側になって初めて気づいたことも多いです。
私自身も、出産前に何度か赤ちゃんがいる友人宅に遊びに行ったことがありますが、滞在時間が長く、長居してしまったことがあったので今となっては申し訳なかったなと思います。
記載した内容の中には、神経質すぎるのでは?と思う内容もあるかと思いますが、産後すぐは特に神経質になってしまっていました。
どれだけ仲の良い友達の自宅に遊びに行くとはいえ、出産後であるということを心に留めて、マナーを守ってお互いが気持ち良く過ごすことができればと思います。