私は現在妊娠9ヶ月を迎えています。(現在妊娠32週目です)
妊娠前より外資系のIT企業で営業の仕事をしていて、現在もまだ仕事を続けています。
仕事は9ヶ月の終わりまで続ける予定です。
ここでは、妊娠8ヶ月のお腹が大きな状態で働いてみて感じた仕事での苦労や注意点についてご紹介します。
妊娠後期まで仕事を続けたいけど、いつまで続けられるのか不安だと思っている人の参考になればと思います。
私は妊娠中を通して体調が良かったので無理なく仕事を続けることが出来ています。
妊娠中の体調は妊婦さんによってそれぞれ異なると思いますので、自分の体調に合わせて無理のないように仕事を続けてほしいと思います。
通勤時の苦労。
まず、妊娠後期に入って仕事を続ける上で1番大変だと感じるのは電車での通勤です。
私が住んでいるところは東京都目黒区なのですが、通勤時の電車は非常に混雑します。妊娠前の状態でも満員電車がしんどいと感じていましたが、妊娠してからも満員電車の通勤には苦労しています。
特に妊娠後期のお腹が大きくなってきてからは、電車での通勤が大変になってきたなと思います。
妊娠してからは、満員電車を避けるために通勤時間をずらすなどして、ものすごく混雑する時間帯は避けるようにして通勤しています。
ただ、それでも雨の日には混雑がひどくなったり、電車がすいている訳ではないので通勤の際に毎日座れるというわけではないです。
ぎゅうぎゅう詰めになるような混雑を避けられたとしても、少し混雑している電車の中で20分ほど大きなお腹で立ち続けているのは結構負担を感じます。
まず妊娠後期に仕事を続ける上で苦労しているのはこの電車での通勤です。
仕事中の頻尿。
また、妊娠してから膀胱が子宮で圧迫されるようになったことがあり、常に頻尿に悩まされています。
妊娠中は普段よりも水分を多く取ったほうが良いと思っていますので、仕事中にも水を飲むようにしているのですが1~2時間に1回はトイレに行きたくなります。
デスクワークをしているときには自由にトイレに行くことができるのですが、打ち合わせの際や外回りの営業の際にはトイレに行けないこともあり、頻尿がつらいなと感じることがあります。
引継ぎの準備は始めておく。
妊娠後期に入って仕事を続けていく上で気をつけている注意点ですが、早い段階で引継ぎの準備を進めて後任の方に情報を連携するようにしています。
妊娠後期ということもあり、いつどのタイミングで切迫早産になってしまって仕事ができなくなるかもわかりません。
そうなってしまったときに迷惑をかけないためにも、引継ぎの必要な内容については早い段階から準備を進めるようにしています。
私がいなくなってしまうことで仕事の量が増えてしまう人もいるので、一気に引継ぎをしてしまうと負担になってしまうこともありますので、徐々に仕事を任せるように心がけています。
仕事のストレス。
そして、妊娠後期に仕事をする上で注意していることとして、あまりストレスを感じすぎないようにする、ということがあります。
私は営業の仕事をしているので達成しなければならない数字の目標があり、その目標は妊娠中であろうと変わりません。
この数字に対する責任感とプレッシャーを感じてしまい、ストレスにつながってしまっているのではないかと思うこともあります。
妊娠中に強いストレスを感じ続けることはあまり良くないと思いますので、ストレスを感じないように注意しています。
ストレスを感じそうになったときの対策。
仕事のストレスに対する対策ですが、数字の目標に対してプレッシャーからストレスを感じそうになった場合には、「妊娠中だからもし達成できなくても仕方が無い、仕事がすべてではない、いまはお腹の子供を元気に出産することが1番大切」ということを自分に言い聞かせるようにしています。
実際には妊娠中だからといって数字の目標が達成できないというのは許されることではないのですが、それを強く考えすぎてしまうとストレスになってしまいますので、あえて自分自身にはプレッシャーをかけないようにしています。
妊娠中でも営業数字を達成できるのが1番良いとは思っていますが、それを意識しすぎてしまうとストレスになってしまいますので、適度に気を抜くようにしています。
妊娠中の今は自分の身体を1番大切にするようにし、無理をしすぎないことを心がけています。
周囲の人からの配慮。
妊娠していることで周囲の人が私の身体を配慮してくれることもあるのですが、逆に気を遣われることに申し訳ないなと思ってしまうこともあります。
妊娠してからはあまり遅くまで会社に残らないようにしていて、遅くの時間に打ち合わせを入れることを避けてもらったりしているのですが、迷惑をかけてしまっているなと感じます。
妊娠していることで出張をなくしたり、遅くまで会社で仕事をしないように配慮してもらっていて、周囲からの配慮は非常に有難いのですが申し訳ないなと思うこともあります。
妊娠中なので仕方がないこともあるので、周りの人の気遣いについては遠慮しすぎずに有難うという気持ちで受けるようにしています。
ここまで妊娠後期に仕事を続けている中での苦労や注意点を記載しましたが、一方で、仕事をしていることでよい点もいくつか感じています。
適度な運動。
「仕事を続けていて良かった」と感じる点ですが、まずは通勤や仕事中の移動に伴う適度な運動ができるということがあります。
平日は仕事をしていて土日が休日なのですが、休日は家で過ごしていることが多く、近所のスーパーに買い物に行くだけしか外出しない日もあります。
休日に家のいるときの運動量にくらべると、仕事をしている平日は少なくとも通勤で移動することになるので、運動量は多くなっていると思います。
私は妊娠中期~後期にかけて体重が増加してしまっていて、体重管理に苦労していますが、仕事をしていなかったらもっと太ってしまっていたと思います。
家にいると間食でお菓子を食べてしまう機会も多くなってしまうと思うので、仕事をしていることで食べすぎも防止することが出来ていると思っています。
他人との交流。
また、仕事を続けていることで職場の人との交流があるのは良いことだと思っています。
産休に入ると家にいる時間が多くなるかと思いますが、毎日友達と出かけるわけにも行かないので、誰にも会わずに過ごす日も出てくると思います。
自宅に一人でいることで孤独を感じてしまうこともあるかと思いますので、妊娠後期でも仕事を続けていることで他の人との会話をすることができているというのは有難いことだと感じています。
妊娠後期になり、だんだんとお腹が大きくなってきている中で仕事を続けることは、大変だと感じることや苦労も多いです。
ただ、一方で経済的な観点だけではないメリットもあると思っていて、まだ少し仕事を続けていきたいと感じています。
切迫早産などになってしまって仕事が出来ない!という状態にならない限りは、妊娠9ヶ月の終わりごろまでは仕事を続けていきたいと思います。