私は現在妊娠8ヶ月を迎えていますが、妊娠後期に入ってからお腹が大きくなってきたこともあり、通勤時の満員電車に悩まされています。
特に東京の満員電車は混雑がひどいので、混雑する電車に乗ってしまった場合には、お腹を守るのに必死です。
妊娠してからは、通勤の時間をずらすなどして出来るだけ満員電車を避けているのですが、それでも電車の遅れなどにより電車が混んでいることがあります。
ここでは、妊娠後期を迎えてからの満員電車での通勤について、電車通勤における苦労や混雑を避けるための工夫について記載します。
また、優先座席付近での席の譲り合いについて感じたことをお伝えします。
満員電車での通勤。
まず、私が通勤に使っている電車は非常に混雑しています。
妊娠前に乗っていた時間帯の電車は、タイミングが悪いと混雑のため乗れないほどの満員電車でした。乗車の際には混みすぎでドアが閉まらず、駅員さんが押し込んでやっと電車が出発するというほどの混雑です。
通勤時間ですが、会社までは片道1時間ほどの通勤時間で、そのうち40分ほどは電車に乗車しています。
妊娠前の体力だとこの満員電車にもなんとか耐えることができていたのですが、妊娠してからは流石にここまでの満員電車で通勤するのはつらいので、満員電車を避ける工夫をしています。
通勤時間をずらす。
妊娠してからの通勤では満員電車を避けるために、通勤時間をずらすようにしています。
朝早くに会社に行かなければいけない日には、妊娠前の電車の時間よりも30分早く家を出て、混雑がマシな時間の電車で通勤をしています。
30分電車をずらすだけで、混雑は大幅に軽減されます。
ただ、妊娠中は疲れやすくなっているため、毎朝30分早く通勤するというのは身体にも負担を感じるので、上司にも相談して遅く通勤できる日には遅めの時間に通勤時間をずらしています。
私は営業職ということもあり、早朝に会議が入っていなければ比較的柔軟に通勤時間を調整することができているため、妊娠中でも満員電車を避けて通勤することができています。
電車の時間をずらしていても、ぎゅうぎゅう詰めの満員電車ではないだけで、電車自体は混んでいるのでいつも座ることができるという訳ではないのですが、混雑を避けることで妊娠中でも通勤をすることができています。
雨の日の通勤時の苦労。
ただ、先日の雨の日にはいつもよりも電車が混んでいて、満員電車の通勤にあたってしまいました。
この日も混雑を避けるために30分早めに家を出たのですが、雨の日は特に電車が混むということを忘れていました。
雨の日ということもあり、電車が若干遅れていて、30分早めに通勤時間をずらしてもぎゅうぎゅう詰めになりそうな混雑でした。
電車を見送って後の電車に乗ってもよかったのですが、時間が遅くなるほど混雑はひどくなる気がしたので、そのまま満員電車に乗り込みました。
この時は妊娠後期に入っていたのでお腹が大きくなっていたのですが、席を譲ってもらえるわけでもなく、満員の中でお腹を守りながら立ち続けていました。
妊娠する前には感じなかったのですが、お腹が大きくなってからは満員電車で周りの人が接触してくることは本当に怖いなとこの時に身を持って感じました。
電車が急停車してしまって、隣の人がお腹にぶつかってきたらどうしよう?とか、次の駅でドアが開いて乗客が一斉に降りて巻き込まれたらどうしよう?など、他の人がお腹にぶつかるのではないかという不安を感じながら電車に乗り続けていました。
満員電車でどうやって自分を守るのか?
妊娠後期になって満員電車に乗ったことで、身の危険を実感したので、妊娠中の満員電車はできる限り避けて自分の身を守らなければならないと改めて実感しました。
今後は、仕事を調整できるのであればできる限り満員電車の時間を避けるということ、雨の日にどうしても早くに通勤しなければならない場合には、混雑する区間はタクシーを使うなどの工夫をすることも考えなければならないと思います。
また、雨の日には30分通勤時間をずらすだけでは混雑は避けられなさそうなので、1時間前に起きて1時間は通勤時間をずらさなければならないと思いました。
(実際にこの後日の雨の日に1時間早く家を出た場合、電車の混雑は避けることができました)
1時間早く起きるというのは、妊娠後期の体力ではきついと感じるところもあるのですが、満員電車でぎゅうぎゅう詰めになるよりは良いので、早起きしなければならないと思っています。
優先座席付近に乗車すべきかどうか。
お腹が大きくなってきたことで、席を譲ってもらえる機会が増えたのですが、混んでいる電車では優先座席付近に立って乗るのもどうなのかな、と思うようになり、少し悩ましいなと思っているところです。
満員電車の時に限らずなのですが、これまで何度か私の大きなお腹をみて席を譲ってくれる人がいました。これは優先座席に限らず普通の座席付近でもありました。
妊娠初期の頃は、妊婦マークをつけていても席を譲ってもらえることは少なく、「やはり譲ってもらえないものなんだな」と思っていましたが、妊娠後期に入るとお腹が目立ってきたこともあり席を譲ってもらえる機会が増えました。
週に2〜3回のペースで譲ってもらえたこともあります。
妊娠初期のつわりがひどい時の方が座りたいと思うことが多いのですが、やはりお腹が目立ってきてからの方が席を譲ってもらえるのだなと思います。
でも、席を譲ってもらうことで有難い気持ちがある一方で、申し訳ないなという気持ちも湧いてきます。譲ってくれた人が目の前に立っている間は、座っていてもスマホをいじっているのも申し訳ない気がしていて、目をつぶって座っています。
混雑している電車では、できるだけ優先座席に座りたいという気持ちもあるのですが、優先座席付近に行ってわざわざ席の前に立って席を譲ってもらうことへの申し訳ない気持ちがあります。
一方で混雑した電車の中では大きなお腹が他の人の腕やカバンにぶつかって圧迫されてしまうのが怖く、座れるのであれば座りたいという気持ちもあります。
優先座席に座っている人の目の前でわざわざ大きなお腹で立っているのも、暗に「席を譲れ」と圧力をかけているみたいで嫌だなと思ってしまうこともあります。
このような葛藤の気持ちがあり、お腹が目立ってきた時期に優先座席付近で座っている人の目の前に立つものどうなのかなと思ってしまいます。
妊娠後期の仕事は会社に行くための通勤電車だけでも色々と神経を使って疲れてしまいます。「無事に会社に着くことができれば安心」という感じになっています。
産休までは後1ヶ月と少しなのですが、今後はよりお腹が大きくなっていくと思いますので、通勤時の満員電車については混雑を避ける工夫を引き続き考えていかなければならないと思います。