臨月に入ると出産も間近になり、いつ陣痛が始まるのか?破水してしまわないか?と毎日ドキドキしながら過ごしていました。
臨月からは妊娠9ヶ月より以前の頃と比べると本格的に出産に向けて身体が準備を始めることにより、それまで感じることのなかった変化を感じるようになりました。
ここでは私が実際に臨月(妊娠36週〜39週目)に感じた出産の兆候について記載します。
妊娠中の体調は妊婦さんによってそれぞれに異なり、出産に向けた兆候や体調の変化がある人もない人もいるかと思います。
ここでは私が感じた体調の変化をご紹介しますので、ひとつの参考にしてもらえればと思います。
妊娠36週に感じた出産の兆候。
・眠気を感じやすくなる
妊娠36週目に入ってから、眠気を強く感じるようになりました。
昼間にも眠気を感じ、1日に1〜2回の頻度で30分〜1時間ほど昼寝をしてしまう日もあり、身体がだるく頭がぼーっとして目を閉じると眠りについてしまっていることが多くなったように思います。
妊娠36週目の前半は、切迫早産気味になっていたので自宅安静の指示が出ていて、自宅のソファで常に横になって過ごしていたこともあるのですが、ソファの上で横になっていると眠気が襲ってきて毎日のように昼寝をして過ごしました。
・胃のあたりがすっきりしない
妊娠36週目に入ってからですが、胃のあたりがつまっているような感覚があり、すっきりしないなという日がいくつかありました。
臨月に入ると赤ちゃんが降りてくるので胃がすっきりして食欲が増すと言われますが、私の場合には36週目あたりの時期は胃がすっきりしない時期がありました。
食事を摂ってもすぐにお腹いっぱいになり、満腹感が続いていました。気持ち悪いという感覚はなかったので、嘔吐してしまうことはなかったです。
この胃のあたりがすっきりしない感覚は、38週目に入ってからは解消されました。
妊娠37週に感じた出産の兆候。
・夜の眠りが浅くなる
妊娠37週目に入ってからですが、夜の眠りが浅くなりました。
23時〜24時の間には眠りについていたのですが、夜中の2時ごろに目が覚め、その後4時ごろに目が覚め、7時に目が覚める、といった感じで、夜中に何度も目覚めてしまうようになりました。
目が覚めた時には、トイレに行きたくなる時もあったので、夜中に何度かトイレに行くこともありました。
そして、1度目が覚めてしまうと寝つきが悪くなり、しばらく眠れないという状態が続き、睡眠不足気味になっていました。
夜中に目覚めてしまってそのまま寝付けないというのは結構つらかったです。布団の中でゴロゴロしていると、朝になり窓の外が明るくなってくる、という日もありました。
出産後に感じるのですが、この夜中に目がさめるのは夜中の授乳に合わせて身体が準備を始めていたのかなと思います。
実際に私の子は2時、4時、7時ごろに目を覚まして授乳をすることが多いです。
この目が覚めてしまう時間は不思議なもので、お腹の中から我が子が起きるようにサインを出していたのかもしれないです。
・おりものが多くなる
37週目に入るとおりものが多くなったように感じます。
下着が湿ってしまって不快感を感じることがあったので、1日に何度か着替えをしていました。
・お腹が張りやすくなる
お腹が張りやすく、1日に何度がお腹がキューっと固くなり苦しく感じることが増えました。
定期的にお腹があるようであれば本陣痛だと思うのですが、お腹の張りはしばらくするとおさまり、定期的に張ることはなかったので、前駆陣痛と呼ばれるものだったのかなと思います。
妊娠38週に感じた出産の兆候。
・夜になると強めにお腹が張る
妊娠38週目に入ると、特に夜には強めにお腹が張るようになり、お腹が張って痛みを感じることもありました。
寝る前の横になっている状態でお腹が張って痛みがあると、「もしかして陣痛かも?」とドキドキすることもあったのですが、しばらくするとおさまり、眠りにつくことができていました。
妊娠38週目に入ってからは、お腹の張りの際に痛みを感じるぐらい強めに張ることが増えたように思います。
・むくみやすくなる
産婦人科の妊婦健診でもむくみのところに+をつけられていたのですが、38週目に入ると身体がむくみやすくなりました。
特に脚や足首がむくみやすく、指で押すと脚の表面が白く色が変わるぐらいのむくみが続いていました。
むくみ対策としては、半身浴をしたり、バナナやアボカドなどのカリウムを多く含む食材を摂取するように心がけていました。
・便秘気味になる
妊娠中はそこまで便秘で苦しむことはなかったのですが、38週に入ってからは2日間ほど便が出ない日がありました。
それによりお腹が張っているような感覚になることもあり、身体が重くてしんどかったです。
・恥骨が痛む
妊娠38週目に入ってから、恥骨がピキッと痛むことが増えました。
寝ている状態から座った時、座っている状態から立った時、寝返りを打ったときなど、体制を変えようとした時に痛みを感じることが多かったです。
身体が重くて動きにくいのに加えて、恥骨の痛みを感じるようになっていたので、身体を動かすのがより大変に感じるようになっていました。
・お腹が減る(満腹感が得られにくい)
お腹が下がってきたことにより胃がすっきりとしたのか、お腹が減りやすくなり満腹感を得ずらくなりました。
見た目的にはお腹が下がってきているのかどうかはよくわからなかったのですが、胃のあたりがすっきりしたこともあり、お腹の中の赤ちゃんは降りてきていたのだと思います。
妊娠39週に感じた出産の兆候。
・体温が高い(汗をかきやすい)
外の気温が高くなったこともあるかもしれませんが、39週目に入った頃より身体がポカポカとして汗をかきやすくなったように感じます。
夜の寝ている間にも汗をかいていて身体がベタベタして気持ち悪い時には、朝起きてからシャワーを浴びてすっきりとしていました。
・お腹が張りやすい
妊娠39週1日〜以降には特にお腹が張りやすく、自宅でじっとして過ごしている時にも1時間に1回はキューっとお腹が張っているような感覚を感じるようになっていました。
お腹がカチカチに固くなり、痛みを感じることもありました。
どれだけの頻度や強さでお腹が張りだすと陣痛につながるのかわからなかったので、お腹の張りが強くなったり定期的になるのはいつになるのか、常にドキドキしながら過ごしていました。
出産前日に感じた出産の兆候。
そして、出産の前日に感じた出産の兆候は「おしるし」と「前駆陣痛」があります。
・ピンク色の出血
出産の前日の妊娠39週2日目ですが、おりものに若干の出血が混ざっていました。
出血は量が多いわけではなく、良く見るとおりものの色がピンク色だとわかる程度でしたが、おしるしと呼ばれる出産の兆候の出血だったのだと思います。
・前駆陣痛
また、前日の夕方あたりから前駆陣痛と思われる定期的なお腹の張りを感じるようになりました。
前駆陣痛の間隔は10分〜25分間隔と一定に安定はせず、そこまで痛みが強いものではなかったのですが定期的なお腹の張りを感じるようになりました。
おしるしや前駆陣痛から出産までの流れや時間についてはこちらの投稿でも記載しています。
出産レポート!おしるし→前駆陣痛→本陣痛がくるまでの時間は?
ここまで、臨月の各週で感じるようになった身体の変化を記載しましたが、臨月全体を通して感じた身体の変化としては、身体がむくみやすくなり体重が増加しやすくなったということがあります。
また、臨月になると赤ちゃんが骨盤の中に固定されるため胎動が減るということがよく言われますが、私の場合には胎動は減ることはなく、臨月の間を通して激しく動いていました。
赤ちゃんが元気に動いてくれているのを胎動を通して感じることができたのはよかったのですが、胎動があるということは出産まではまだ時間がかかるのかな?ということを感じ、早く出てきて欲しいなと思いながら、毎日ドキドキしながら過ごしていました。
出産をしたのは、39週3日目のタイミングでした。
予定日よりも早い出産でしたが、出産前日のおしるしや前駆陣痛がくるまでは予定日よりも前に生まれるとは思ってもみませんでした。
出産レポートの投稿で出産時のことは記載していますが、出産に向けて身体が準備を始めていて、その兆候が出てきていたのだと後になって感じます。
出産に向けた兆候は人それぞれだと思いますが、これから赤ちゃんにいつ会えるのか期待と不安を感じている人にとって参考になればと思います。