2018年3月29日、目黒区の保育園の状況について伺うために目黒区役所の保育課に行ってきました。
目黒区は東京都の中でも待機児童も多く、保育園の入りにくさでは上位に入る区になります。
普通に保活していたのでは、保育園には入れないと思っていますし、目黒区の保育園のは絶望的ということであれば他の区への引越しも視野に入れて考えたいと思ったので、まずは目黒区役所にいって話を聞いてみることにしました。
ここでは、目黒区の保育課で聞いた目黒区の保育園の入園状況に関する情報や、目黒区の保育園に入るために必要なことについて記載します。
(※注意)ここに記載している情報は、平成30年(2018年)3月時点の情報です。最新の情報については、目黒区役所もしくは目黒区のホームページで確認をお願いします。
保育課の待ち時間は?
まず、目黒区の保育課の待ち時間についてですが、平日の木曜日の朝9時半ごろに行きましたが、待ち時間はほとんどなく話を聞くことができました。
もうすこし待ち時間は長いかなと思っていたのですが、朝早めに行ったのが良かったのかもしれません。
会社は午前休を取って行ってきました。役所の空いている時間は平日の日中なので、話を聞きに行くためには会社の休みを取らなければならないのが大変だと感じます。
申し込み方法や、点数の考え方について。
まず、保育課の担当の方から冊子をもらい、冊子に記載されている保育園の申し込み方法や時期、審査の対象となる点数の考え方について説明を受けました。
冊子と同様の内容については下記に記載されています。
(保育施設の利用についてのご案内:平成30年4月から平成31年1月入所対象)
http://www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/kosodate/hoikuen/annai/moushikomiannai.files/H291002.pdf
申込方法、時期について。
平成30年の4月からの保育施設の利用の場合ですが、1次利用調整(選考)は平成29年12月8日までに申し込みが必要となっていました。
(※注意)平成31年4月以降の入所分については、平成30年10月ごろに冊子が目黒区役所で配布されるので更新版を受け取る必要があります。もしくは、目黒区のHPでも公開されるようです。
(保育の利用についてのご案内・保育園入園申込案内:窓口配布用)
http://www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/kosodate/hoikuen/annai/moushikomiannai.html
また、2月・3月の入所は受け付けていないようですが、5月〜1月の入所については随時申し込みの受付を行っているようです。ただ、学年が変わる4月が一番空きが出るので一番入りやすいのは4月の入所を目指した申し込みであるという説明を受けました。
点数の考え方。
目黒区は、選考にあたって点数の制度を採用しています。
利用調整(選考)の基準指数というのが定められていて、条件に応じて点数が加点されていきます。
点数の考え方については、下記の案内のP13〜に記載されています。
(保育施設の利用についてのご案内:平成30年4月から平成31年1月入所対象)
http://www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/kosodate/hoikuen/annai/moushikomiannai.files/H291002.pdf
私と夫は共働きのため、ここで稼げる点数はそれぞれ20点になります。
40点以上稼ぐ方法ですが、障害や虐待などはないのでいまの時点では合計で40点が限界となります。
目黒区の平成30年の状況。
そして、目黒区の平成30年(2018年)4月の入園に対する申込と、結果の状況についても教えてもらいました。
この結果の状況については、目黒区のHPでも公開されています。
4月の入園が1番入りやすいと言われましたが、4月の入園状況は0歳児での認可保育園への入園は約60パーセントの内定率でした。
ただし、この60パーセントの内定率の中には、兄弟がすでに保育園に入っているという優先項目が適応される子供も含まれているようなので、実際に第一子で0歳で認可保育園に入るための条件はより厳しくなります。
1歳児の場合にはより厳しい条件となっていました。
また、各保育園ごとの申込状況も聞きましたが、第1希望で申し込みをしても上記の点数の制度が優先されてしまうようで、点数の高い人から優先的に内定が決まって行きます。
目黒区ではこの点数をいかに稼ぐのかが、保育園の入るためのポイントとなります。
保育園に入るためには?
ここまでの話を聞いてわかったことは、夫婦共働きでフルタイムで働いていて、うちのような世帯収入では、「40点の点数で0歳児や1歳児の認可保育園に入るのはほぼ100パーセント無理だ」ということです。
普通に40点の点数で認可に申し込んでも無理だということがわかったので、保育園に入るためにはいくつかの工夫が必要だということがわかりました。
私の今の状況ですが、現在は現在は妊娠7ヶ月に入ったところです。2018年(平成30年)の7月に出産予定で、1番入りやすい時期は2019年の4月入園(0歳児入園)のタイミングになります。
ただ、2019年4月に40点の点数で認可に申し込んでも保育園に入れる可能性は限りなく低いことがわかったので、今考えている作戦は、下記の通りです。
作戦①
平成31年の4月入園、0歳児で認証保育園の入所を目指す。(この時点では、点数は40点になるので、認可は諦める)
そして、平成32年の4月に認可保育園に入ることを目指す。(点数は42点を獲得してから申込)
作戦②
平成32年の4月入園、1歳児で認可保育園の入所を目指す。(点数は42点を獲得できることが前提)
1歳児の時点で42点を獲得しておくために、4月までに(申し込みの時期の11月までに)どこかの保育施設に預けておく。
まず、作戦1についてですが、0歳児の4月に40点の点数で認可保育園に申し込んでも入れる可能性は低いので、0歳児の4月は認可の保育園は諦めて認証保育園への入園に絞って保活をしようと考えています。
0歳児の4月でも42点の点数があれば認可保育園に入れる可能性はあるのですが、7月に出産ということを考えると4月時点では40点の点数以上を稼ぐことは現実的ではないです。
まずは認証保育園に入れるように保活を進めたいと思っています。
そして、作戦2についてですが、目黒区でも40点の点数ではなく42点の点数があれば認可保育園に入れる可能性が広がります。
この42点の点数を、子供が1歳の4月申し込みまでに稼いでおき、認可保育園への入園を目指そうとしています。
2点の追加点数を稼ぐためにですが、下記の項目を満たすように動こうと思っています。
調整指数の「認可外保育」の項目、「児童を認可外保育施設、または個人(三親等以内の親族を除く)等に週3日かつ1日4時間以上継続して1ヶ月以上預け、その対価を支払っている(休職中や育児休業中は加算対象とはなりません)。
認可保育園の4月入園の申込み時点で上記の条件を満たしている必要があるようなので、申込みの1ヶ月前の11月には仕事に復帰して保育施設に子供を預けておく必要があり、まだまだハードルは高いのが現状です。
でも、認可保育園に入れるためには2点の追加の点数を稼ぐ必要があるので、必須の項目だと思っています。
どこの保育施設に預けるのか?ということなどはまだ考えられていないのですが、まずは作戦1と作戦2を実行できるように動いて行きたいと思っています。
目黒区の保育園の事情は想像していたよりも厳しいようです。普通に申し込みをしたのでは到底入れないと思いますので、いくつか作戦を考えて上手く保育園に入れるように頑張っていきたいと思います。
保育園を探し始めるのは出産後だと思っていましたが、目黒区の状況を見ているとある程度は妊娠中にも動いておかないと無理そうです。